日本人としてChampion TCGに早期から参加、日本コミュニティーのまとめ役であり、リーダー的な存在、そして世界大会常連プレーヤで、何度も優勝をしているBEI氏に、初心者でも絶対勝てるデッキの組み方を解説していただいた。
初心者が陥りがちな問題点
強いカードをガンガン入れたがるのは初心者の典型的なミスだぞ。でもな、優勝者のデッキをチェックしてみると、初心者が好むような強力カードは意外と少ないんだ。
その理由
確かに強力なカードはゲームを左右する決め手になることもあるけど、その効果が発揮されるかどうかは運次第。勝利への直結は保証されないんだよ。
Szerroの戦略
Szerroのやり方はな、低マナの「イージス」を軸にして、相手が他のChampionを削っている間に、低マナのイージスで相手のキーカードをじっくり削るんだ。
中盤の展開
その結果、ゲームの中盤(7-12ターン目)には、相手のキーカードの大部分が失われている。でも、Szerro側は進化も可能で、さらに強力なキーカードを温存しているんだ。
序盤の優勢と勝利
序盤で優勢を保っていても、それが必ずしも勝利につながるわけじゃない。低マナのイージスは1マナで、攻撃力とHPが2のカードを4枚までデッキに入れることができる。これは非常に強力で、マナ2のカードを2ターン消費して処理する必要があるんだ。実質的に、序盤で低マナのイージスを出せば、相手のChampionを1~1.5体倒したのと同等の効果が得られる。2枚を序盤に出せば、実質的に1ターンの優勢を保つことができるんだ。
BAABAAの重要性
BAABAAは重要なカードだぞ。これを低マナのイージスに付与することで、攻撃力5、HP2、一回の攻撃を無効化する強力なイージスに変えることができる。これが発動すると、勝利の確率は大幅に上がるんだ。
推奨されるカード
これらのカードを合計6枚デッキに組み入れることをおすすめするぞ。これは誰にでもできる戦略だ。
BOOPANSNOOTの選択
BOOPANSNOOTは高価だから、買えない場合はデッキに入れる必要はないんだ。
手札の問題と対策
手札は初期に5-6枚だけど、3ターン目までに手札が3枚以下に減ることもある。この対策として、「Greed」を入れるか、「WindSeaker」を入れるかを選ぶんだ。前者は進化を前提としないデッキに有効で、後者は進化を前提とするデッキにも有効だぞ。
火力不足の解消
火力が不足している場合は、「RUSH」を数枚デッキに組み入れるんだ。「Ocho」と「Speedy」がおすすめだ。お金がない場合は「Galefin」で代用可能だぞ。
必須カード
「地震」と「Whirlwind」を合計4枚デッキに入れるんだ。
戦略の分岐
ここからは戦略に応じてルートが変わるぞ。防御型デッキを目指すなら、イージスを中心に組めばいいし、序盤の優勢を取りたいなら「Vortex」を組めばいい。カウンターにするなら、「PSYBEAM」、「ICE」、「Normal」の高火力を中心にすることになる。
対戦相手の特徴を考慮 対戦相手毎に特徴があるから、それを考慮しながらやることが大事だぞ。
デッキ例
- イージス系デッキ
- ICEデッキ
- Nature、水流破カウンターデッキ
- Vortex水流破カウンター型
- PSYBEAM
PSYBEAMの使用
PSYBEAMは作ったけど、使い道は微妙だ。相手が序盤で勝負を決めるタイプのデッキには効果的だけど、カウンターデッキに遭遇すると、勝つのは難しいぞ。
カード構成の心得
マナ2以下のカードを12枚以上組み入れることが大事だ。10枚以下だと勝率が大きく下がる。分水嶺は12-13枚で、これ以上にすると後半の火力不足に陥りやすい。Greedをしっかり入れていれば、16枚まで2マナ以下でも対応可能だ。しかし、その場合は5マナ以上のカードを多くし、3-4マナのカードを少なめにする必要がある。考えるのが面倒くさいなら、2マナ以下は12枚以上15枚以下って機械的に覚えておくのがいい。多い場合は5マナから7マナのカードを1-2枚多めにするといいぞ。